乾癬とは?

「乾癬(かんせん)」という病気をご存知ですか?

乾癬は、一般的には皮膚の表面にカサカサした白っぽいかさぶたのようなものができる病気で、それがフケのようにはがれ落ちることがあります。皮膚だけではなく爪や関節に症状が出ることもあります。

原因はよくわかっていませんが、普段は私たちのからだを異物から守るはたらきをする「免疫(めんえき)」が何らかの理由で活発になりすぎてしまうことで、そのような症状が出ると言われています。菌やウイルスによるものではありませんので決して人から人へうつる病気ではありません。

症例部分

日本には50万人くらいの乾癬患者がいると推計されています(臨床医薬. 2014;30:279-285)が、まだ一般にはあまり知られていない病気です。なかなかまわりの人に相談できなかったり、理解してもらえなかったりと、ひとりで悩み苦しんでいる患者さんも多いです。普段の生活にさえ困っている患者さんもいます。

医学監修:日野皮フ科医院 院長 日野亮介先生

乾癬があると日常生活にもさまざま影響を及ぼします。

 

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